ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2022年6月号 電子ブック版

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概要

広報誌「あぐりあーす」2022年6月号 電子ブック版

営農講座8山羊座(12/22~1/19)射手座(11/23~12/21)【全体運】表面的には穏やかでもはらわたが煮えくり返るようなことがあるかも。よく観察し冷静に。相手の術中にはまらないで【健康運】やり過ぎは駄目。無理せずスローペースで【幸運の食べ物】オクラ【全体運】やった者勝ちなところがあるので先んじて動いて。問題が出てきたら後からフォローしていきましょう【健康運】ハードなスポーツも楽しめる好機です【幸運の食べ物】ミョウガ1大豆栽培の状況大豆の播種適期は7月上旬?中旬で梅雨時期と重なります。そのため、播種適期から播種を始めることができても、播種面積が多い経営体では、適期内に播種を終了することができない年があります。大豆は短日植物のため、播種が遅れると極端に生育量が小さくなります。近年、大豆の収量は低下しており、管内の平均収量は100kg/10aを下回っており、収量向上及び安定生産が求められています。2大豆の早播き栽培とは大豆の早播き栽培とは、播種を6月下旬に早めることで、梅雨による播種遅れを回避し、生育量を確保する技術です。現在栽培されている品種の「フクユタカ」は、早播きすると、ほ場やその年の天候によっては、生育量が旺盛となり倒伏の恐れがあります。そこで、安定した早播き栽培を行うポイントを紹介します。3栽培方法のポイント早播きの播種量は3kg/10a前後(条間70cm×株間30 cm)の薄播きとします。また、生育期間が長くなり、雑草が発生しやすいため、播種前には必ず非選択制除草剤を散布して雑草を枯らしておきます。播種時の土壌処理剤は必ず散布し、生育途中に雑草が発生した場合は、中耕・培土と組合せて効果のある除草剤を散布します。また、病害虫の発生も多くなりやすく、特にカメムシ類の防除は必ず適期に2回行いましょう。早播きで生育が旺盛な場合(7月末で草丈約60 cm以上)は倒伏が心配されます。その場合は摘心を行いましょう。4摘心の方法7月下旬ごろに生育を見て実施の有無を判断します。生育が旺盛で倒伏が心配される場合は、開花7日前?開花前頃(8月1日?5日頃)に、生長点を5cm程度切ります(図)。摘心機(写真)を使うと効率的に作業できます。摘心の実施時期が早すぎると、ひどい場合は大豆が枯れることがあります。また、遅すぎると(開花期以降)摘心の効果が期待できません。5パンフレットの紹介令和3年4月に飯塚地域担い手・産地育成総合支援協議会から発行の「大豆の早播き技術」に詳しく掲載していますので、参考にしてください。大豆の早播き栽培について次回は「暑熱対策について」です