ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2022年12月号 電子ブック版

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概要

広報誌「あぐりあーす」2022年12月号 電子ブック版

蠍 座(10/24 ~ 11/22) 天秤座(9/23 ~ 10/23)【全体運】あれもこれもと欲張り過ぎないように。1日は24時間。睡眠時間と休憩を確保して、やれることをやりましょう【健康運】健康情報を小まめにチェックして参考に【幸運の食べ物】ゴボウ【全体運】良好ですが、頭の痛い問題が残ってしまうかも。決着がつかないことは継続と割り切って。【健康運】今を楽しむことが大切。ダンスな7 ど、音楽と一緒に体を動かして【幸運の食べ物】セロリ 営農講座1 麦踏み・土入れ  麦踏みは、分げつの促進、耐寒性の強化、倒伏防止、早期茎立ちの抑制効果があります。麦の「3枚以上」から節間伸長開始前(2月中下旬)までに2?3回実施しましょう。ただし、土壌水分が高いときに実施すると土壌がしまり、麦の生育を妨げるので注意してください。 土入れは、倒伏防止、雑草防除、表面排水、追肥の利用効率の向上効果があります。麦の「4枚以上」から節間伸長開始時期頃(2月下旬)までの土壌が乾いた時期に実施してください。2 排水溝の整備 麦類は湿潤土壌に弱いため、排水対策は重要です。排水の多くは表面排水が占めるので、播種前に施工した周囲溝や畝溝と排水口をつなぎ直すなど明渠を整備し、表面排水を促しましょう。 図1は、畝溝のつなぎ目ですが、生育中に土壌が侵入し、排水経路が遮断されますので、定期的な整備が重要です。3 除草対策 ほ場内に雑草種子が落ちた場合は、次年度以降に出芽しますので、雑草防除で一番大事なことは、雑草種子をほ場内に落とさないことです。生育中期の除草剤は、時期と雑草の種類に応じて選択してください。 昨年まで暦に掲載していましたアクチノール乳剤が製造中止になりましたので、代わりにエコパートフロアブルとMCPソーダ塩を掲載しています。エコパートフロアブルとMCPソーダ塩の使用法については、暦や管理情報を参照してください。 4 施肥について「麦は肥料で作る」との言葉があるように、麦類は水稲に比べて肥料の施用効果が極めて高いので施肥は重要です。特に、追肥は利用効率が高いため、麦作暦を参考に効果的な時期に施用してください。 硬質小麦(ちくしW2号)については、穂ぞろい期頃に窒素成分で10a 当たり2kg を施用することにより、タンパク質含有率を1%程度向上させることができます。暦の施用量を参考に必ず施用しましょう。 5 病害虫防除について・シロトビムシ類 小麦ほ場の一部で出芽不良が生じた場合、シロトビムシ類の被害が考えられます。シロトビムシ類は、小麦が発芽して出芽するまでの間に幼芽・幼根を食害し、出芽不良を生じさせます。特に、気温が低く、出芽までに時間がかかる場合に発生しやすいため、適期に播種することが重要です。また、多発ほ場では、次年度以降は、大麦の作付けを検討してください。 シロトビムシ類による被害の判別は、出芽不良を起こした付近の土壌を水中で攪拌すると、小さな白い虫が浮かんでくるので容易にできます。・赤かび病(図2) 赤かび病のカビ毒は、中毒症状を引き起こすため、農産物検査規格で赤かび粒の混入限度は0.0%以下と定められています。 小麦は開花期(出穂7?10日頃)とその7日後頃、大麦は葯殻抽出期(出穂期後12?14日頃)とその7日後頃の2回防除を実施してください。(飯塚普及指導センター水田農業係)麦類の中間管理について  次回は「ネギの作り方について」          です図1図2排水溝溝と溝のつなぎ目を整備しましょう